FLASH8月20・27日合併号掲載、
『夫婦の絆』感想ご紹介です!!
【くぁんさん】
巷で言われている「右目は嬉し涙、左目は悲し涙」から勝手に妄想すると、沙耶は、記憶にはこだわらないと言う一郎と蜜子の間に芽生えつつあるホンモノの『夫婦の絆』への、とりわけ蜜子に対しての悲しみを伴った嬉しい涙。一方、蜜子が流す左目の涙は、死にきれず生ききれず異世界を彷徨うだけの沙耶への怒りを伴った悲しい涙。
その異世界では、生き霊と死霊は川の流れで遮られ、もう生きて『姉妹の絆』は結べない。
いや〜今回の『夫婦の絆』は、この見開き2ページに尽きますね♪生きてる絵は、人の心象風景や物語を勝手にイメージさせてくれます。俺の裡の何かをまさぐられてる感じ!絵が写真に勝てる(しかも写真週刊誌上で!)のって、こういうのを言うんじゃない!?ねぇっ!?
上手く言えないけど、とにかく凄い絵です♪
展開的に気になるのは、「人の気持ちはそんなにカンタンじゃないって…」という沙耶の言葉…からの〜真黒が連れてきたとっておきの「過去」!一郎の、ベットでの言葉に嘘偽りは無いと思うが、この「過去」には心揺さぶられること必至でしょう!しかもその「過去」、ちょっと嬉しそうな顔してやがるぅー!!なんだよ!捨てたかったんだろ!?死にたかったんだろ!?アンタが今、少し笑いながら会える一郎の「過去」は、アンタに捨てられた「過去」そのものなんだぞぉ!わかってるのかぁー!?
一郎よ、どうする!?
俺は次回を待つとする♪
あの異世界の風景画、本当に見る人によって様々な感情が湧き、色々な解釈ができると思います。
これこそが論理や理屈からは生まれない、イメージの世界。
本人にもわからない深層心理にどこまでも入り込んでいく、他では見たことのない展開に目を奪われるばかりです!
どうなる一郎、どうする蜜子! 次回掲載号は9月10日発売、待ち遠しすぎる!!